メッシュを変形させたり、ブーリアンでくりぬいたり合成したり、ベベルをかけようとしてうまくいかないときがありますが、どういうときに問題が起こりがちかまとめてみます。(自分の場合)
ベベルがうまくいかないとき
これはよくあるので原因もかなりたくさんあると思いますが、思い当たるもの。
頂点が重なってる・・・形を変えている過程で、頂点が重なってしまったりかなり近くになってしまったりしているとうまくいきません。頂点が近すぎないか、重なってないかチェック。
面が反転している・・・面の向きがなぜか反転しがちなので、面の向きをそろえること。
押し出しをしたあと・・・solidifyなどで押し出しをしたあと、当初編集していた面が後ろにきてしまうとうまくいかない。ブーリアンもうまくいかなくなる。押し出す方向を確認。
ブーリアンしたあと・・・平面などにブーリアンで穴をあけたりすると勝手にカットの辺が挿入されているが、その形が悪くてベベルがうまくかからないときがある。大体斜めの線が入れられてしまうので、自分で最初から直線の切れ目をいれておくとベベルがかかることがある。
角度が微妙すぎる・・・ベベルがかかるのが大体30度くらいに設定してあるが、それに近いくらいの微妙な角度だと平面なのにベベルがかかったりしておかしくなる。ベベルモディファイアの角度をいじると直ったりする。または形を作るときに微妙な角度を避ける。(へんなベベルのかかり方をしている部分の角度を変更する)
パーツが小さい・・・ブーリアンで形を変えようとしてるとき、ベベルの幅よりも小さい、細い、同じくらいの大きさしかないものをくっつけようとするとベベルが影響を受ける。
フチによりすぎ・・・ベベルがかかってるフチギリギリにパーツをブーリアンなどでくっつけようとするとベベルが影響を受ける。
ブーリアンでうまくいかないとき
Ctrl + / で 差分と交差が同時に出来て大変便利なのですが、微妙にわかりにくいことになりがちです。
なぜか複製されている・・・自分のミスかもしれませんが、元の物体がなぜか複製されていて二つできていてうまくいかないように見えているときがあった。
モディファイアは差分の分と交差の分、二つについてチェックすること・・・差分と交差が同時に生成されているので、どちらのモディファイアも調整する必要がある。
モディファイアの順番
メッシュにつけているモディファイアの順番がかなり重要で、これがおかしいとすぐに形が崩壊します。基本的には、最後に重み付き法線、その手前にベベル、その手前にミラー、みたいな感じで、表面部分に適応するモディファイアは最後にするといいです。
●形を変えるモディファイア(ブーリアン、solidifyなど)
●ミラーなど
●ベベル
●重み付き法線
みたいな順番で並べる。
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